メディア掲載

前立腺がん予防へPSA検診を おおあみ泌尿器科鈴木院長が受診呼びかけ

千葉日報 平成24年11月21日より転載
PSA検診の受診を呼び掛ける鈴木院長 大網白里町保健文化センター

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院長著『前立腺は切らずに治す!』

小学館文庫 平成15年11月

前立腺は切らずに治す! 〜本文抜粋〜

はじめに

最近、オシッコの出が悪いし、夜も寝てから何度もオシッコに起きるようになった。オレももう歳なのかなぁ…心ひそかにそんなことを考えては、鬱々としている男性が意外と多いようです。
ところが、そうした自覚症状がありながら、病院に行こうとしない人が少なくないのです。そしてこう言います。
「場所が場所だけに恥ずかしい」
「手術でもされてしまったら“男”としてダメになるんじゃないか」
「仕方ないとあきらめていた」
でも、歳をとれば、多少の排尿障害が出てくるのはけっして不自然なことではありません。それが当然のことだと考えたほうがいいほどです。
そもそもこうした症状は、膀胱の真下になる前立腺という男性特有の臓器が肥大して、尿道を圧迫するために起こります。
なぜ前立腺が肥大するのか、まだ正確な原因はわかっていませんが、高齢になれば、ほとんどの人に前立腺肥大の兆候があらわれますから、病気というよりも一種の老化現象だと考えたほうがいいでしょう。
また前立腺肥大症自体への関心は高まっており、1999年度の厚生労働省医療技術評価総合研究事業として開始され、2001年に作成された『前立腺肥大症の診療ガイドライン』では、薬物治療や手術治療と並んで、患者さんへの肉体的・精神的負担が少ない「低侵襲治療」が、独立した治療法として取り上げられていますし、その低侵襲治療の一つである高温度療法による日帰り手術も可能になってきました。
前立腺の治療は、できるだけ切らずに治す方向へと進んでいます。できるだけ早く、専門医の診断と適切な治療を受けることで、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を取り戻し、快適な生活を送るようにしたいものです。
さらに、早めの診断・治療をおすすめするのには、もう一つ理由があります。
実は、前立腺肥大症の症状の陰に、前立腺がんがひそんでいることがあるのです。前立腺がんにしても治療がたいへんに進歩して、かなりの治癒率を挙げられるようになっています。しかし、その前提として早期発見、早めの治療がなにより求められることは言うまでもありません。
最近、セカンド・オピニオンという概念が医療現場に登場しつつありますが、前立腺肥大症や前立腺がんで悩んでいる人はもちろん、すでに何らかの治療を受けている人にとっても、コンパクトにまとまった本書で専門知識を身につけることは大きなプラスとなるでしょう。五十歳代になり、ちょっとオシッコの具合がおかしいな、と感じたら、迷わず専門医の診断を受けるようにしていただきたいものです。それがすばらしい老後を送る第一歩となるのです。

対談「"まごころ医療・まごころサービス"患者さんにとって最高の医療を」

ゲスト:藤木悠(俳優)

The International Graph 平成10年8月号「ドクター訪問」より転載
藤木
本日は千葉県山武郡に開設されました、おおあみ泌尿器科さんをお訪ねしております。早速ですが鈴木院長、開院に際してはどのような姿勢で診療に取り組もうとお考えになりましたか。
院長
受け付けとスタッフルームの両方に張り出してあるのですが、“まごころ医療・まごころサービス”をモットーとして、患者さんにとって最高の医療を提供していきたいと考えております。
藤木
具体的に説明をお願いできますか。
院長
簡単にいえば、患者さん本位の医療を追求するということです。例えばカルテの開示、つまりカルテを患者さんの前で開き、病状や経過について詳しくご説明することを私どもでは取り入れております。病気は医師が治すというより、患者さん自らが「治そう」と思われることが大切なのです。そのために最も必要なのが、ご自分の病気に対する正確な知識だと私は考えます。カルテには患者さんのこれまでの状況が克明に記されていますから、何より有効な情報材料になるのではないでしょうか。
藤木
なるほど。病気について知識を得て、自分から治そうとしなければならないのですね。
院長
ただ、そこで忘れてはならないのが患者さんは医療のプロではないということ。難解な医学用語を使い、早口で説明したのでは何の効果もありません。ゆっくりと丁寧にその説明をして差し上げるのは当然のこと。更に必要であればテープをご持参頂き、私の説明を録音してご自宅で聞き直して頂くこともあるのですよ。
藤木
テープならいくらでも巻き戻して聞き直すことができますものね。
院長
ええ、そうなのです。ご説明差し上げた時にはしっかりとご理解頂いても、時が経つうちに「あれ、どうだったかな」と理解があいまいになることもあるかと思いましてね。
藤木
確かに。カルテ自体にも色々な工夫を凝らしていらっしゃる様子。
院長
医師用ではなく、患者さん用のカルテをお作りしています。難しい医学用語などを極力使用せず、とにかく明快で分かりやすいよう工夫を凝らしているのですよ。経過を表したデータなども貼付しています。
藤木
それはいいですね。お医者様に任せておけばいいのだという姿勢ではなく、自分で何とかしなくてはという気持ちになり ますよね。
院長
新しく当院に来院下さる患者さんのほとんどが、長年服用されていた薬の名前すらご存じないのです。おっしゃるとおり、そんな状態では自分で病気を治そうなどと思えるはずもありませんよね。また、引っ越しなどで病院を変えられる場合でも、このようなカルテを用意していれば、新しい病院で即治療に取り掛かれますからね。1度でも診察させて頂いた患者さんには、医師として最後まできちんと責任をとりたいと思っているのです。
藤木
院長の患者さん達は幸せですね。1つ気になる点があるのですが、どんな病気の患者さんでもカルテの開示はされるのでしょうか。
院長
いえ、決してそんなことはありません。医療行為には人間的な部分が大変多く含まれていると思うのですよ。例えば、患者さんが心から信頼を寄せている医師がいるとします。もしその方が末期のガンだと分かり、残念ながら手の施しようがない場合でも、医師の差し出したビタミン剤一粒が患者さんの救いとなることがあるのです。「頑張ればきっと良くなる。最後まであきらめずに闘おう」という医師のひと言が、どれだけ励みになるでしょう。事実をそのまま伝えれば良いのなら、機械でも十分医師の役目を果たせますからね。
藤木
院長の医療に対する強い思いがよく分かりました。おっしゃられること一つ一つに、すべて1本筋が入っていらっしゃる。感服致しますよ。
院長
ありがとうございます。
藤木
最後になりますが、おおあみ泌尿器科さんのこれからの展望をお伺いできますでしょうか。
院長
開院後3ヶ月という時期ではありますが(注:対談日平成10年6月19日)、毎日多くの患者さんに来院頂き、充実した日々を過ごしております。この間、検査によって初期ガンが発見された方も数人おいでになりますが、大学病院との連携によって素早い対処ができ、良い結果をもたらすことができました。今後もお一人お一人の患者さんにとって最良の医療を提供すべく力を尽くしていきたいですね。
藤木
地域医療に更なるこ貢献を。
医療法人社団徳仁会 おおあみ泌尿器科
299-3235 千葉県大網白里市駒込1482
電話.0475-70-1333 FAX.0475-70-1356